座布団
相撲の座布団
幕下以下は、ぺちゃんこの座布団を交代で使います。
十両は、協会が用意した綿いっぱいの座布団を共同で使います。
幕内・関取は、四股名の入った自分専用の座布団を使います。
僧侶と同じく座布団は権力の象徴であり、位を表すものです。
落語家の座布団
手に扇子を持って、高座の座布団に座ります。いよいよ落語のはじまりです。
座布団の良し悪しで、話の入れように気持ちが薄れると言われます。
落語家はお客さまに輪(和)のあるほうを 向けて座ります。
切れ目のないご縁を大切にするという心からです。
座布団は本来長方形です
座布団は、本来正方形ではなく長方形です。
縦長の方が、正座した時におさまりが良いのです。
四辺に縫い目があったり、正方形であったり、ファスナーが付いていたり、スポンジが入っていたり。
それは本来の座布団ではありません。
しっかりした座布団で、お客さまをおもてなししたいものです。
イヅモヤは、座布団一枚からでも日本の本来の座布団を綿素材でつくらせていただきます。